三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブ株式会社が発行している、
「ダイナースクラブカード」。
ここでは、ダイナースクラブカードの退会方法と注意点についてまとめました。
■退会は電話でのみ受け付け
ダイナースクラブカードの退会は、下記の問い合わせ窓口からのみ受け付けています。
平日 9:00~18:00、土・日・祝日 10:00~18:00の間で受け付けています。
ダイナースクラブカード問い合わせ窓口
0120-369-527
海外からは+81-3-6770-2779
■未払い代金や貯めたポイントの確認
ダイナースカードはクレジットカードですので、クレジットカード決済し、
その代金の支払いをリボ払いにしていた場合の未支払いの残高が残されていないかの確認をしておく事が大切です。
もしもリボ払い等の未支払い残高が有る場合には、解約と同時に一括で残高支払いの請求が発生します。
又、ダイナースカードではカード利用時にりワードポイントと呼ばれるサービスポイントが貯まる仕組みが取られておりますが、
解約した場合には貯めたポイントは全て失効してしまいます。
解約の前にはポイントの残高を確認し何らかの商品等に交換できる位のポイントが貯まっている場合にはポイント交換をしてしまう事がお薦めです。
■クレジットカードの解約のデメリットに注意
クレジットカードであるダイナースカードを解約する場合に注意しておきたいのがその解約の時期です。
もしも、加入してから解約までの期間が余りに短く数ヶ月に満たない場合には、
クレジットカード会社からマークされてしまう場合が有ります。
これは、新規入会に伴う特典が欲しい為に、クレジットカードの入会と退会を繰り返す悪質なユーザーが後を絶たない為に、
クレジットカード会社が目を光らせている為です。
もしも、クレジットカード会社から要注意人物としてマークされてしまうと、
次回新たにクレジットカードを作る際の事前審査に通り難くなってしまう場合がありますので注意が必要です。
その事からダイナースカードに入会されてからは最低でも1年は利用してからの退会が望ましいと考えます。
■その他の注意しておくべき事項
ダイナースカードを退会解約する場合のその他の注意点をまとめてご紹介します。
先ず、ダイナースカードを使って公共料金等の支払を行っていた方は、解約後の公共料金の引き落とし口座を準備しておく事が必要です。
この準備がされていないと公共料金等の引き落としができず支払の遅延を起こしてしまいます。
次にご自身がダイナースカード会員になられた時期とカードの更新時期を必ず確認しましょう。
ダイナースカードは1年で更新がされますが、
契約更新時期には契約月の翌月あるいは翌々月には自動的に次の年の年会費が口座から引き落としがされてしまうので、
解約には時期的な余裕を持って解約を進める事が必要です。
又、退会手続きが完了後は直前の締切日から退会日迄に利用したカードの利用代金に対するポイントやマイルは付与の対象とはなりませんので注意しておきましょう。
更に、ETCカードが付加されたダイナースカードの場合には、ETCカードとしての利用も退会扱いになりますので利用できなくなります。
又、このETCカードの場合には家族がETCカードを持っている場合でも、家族会員が退会された場合にはETCカードも退会となります。